
Column
2026.10.28
一般歯科
虫歯ができる仕組みと、今日からできる予防方法
「毎日歯磨きをしているのに、どうして虫歯になるの?」そんな疑問を持ったことはありませんか? 虫歯は、単に甘いものを食べただけでできるわけではありません。仕組みを知ることが、効果的な予防への第一歩です。
※イラストは仕組みをわかりやすく表した模式図です。
お口の中の細菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖を利用して酸をつくります。その酸によって、歯の表面からカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出します。これを「脱灰(だっかい)」といいます。
脱灰が繰り返され、歯の修復が追いつかなくなると、やがて歯に穴があき、虫歯へと進行することがあります。
これらの条件が重なることで、虫歯のリスクが高くなります。
脱灰:酸によって歯のミネラルが溶け出すこと。
再石灰化:唾液中のカルシウムやリンなどが歯に戻り、初期の脱灰を修復する働き。
食事のたびにお口の中の環境は変化し、脱灰と再石灰化が繰り返されます。間食や甘い飲み物の摂取が頻繁になると、脱灰が優位な時間が長くなり、虫歯のリスクが高まります。
※再石灰化で改善が期待できるのは主に初期の脱灰です。穴があいた虫歯が自然に元通りになるわけではありません。
虫歯予防で大切なのは、糖分の量だけでなく「糖分を摂取する回数やタイミング」です。甘いジュースを少しずつ長時間飲んだり、お菓子を何度もつまんだりすると、歯が酸にさらされる機会が増えます。
食べる時間を決めて、だらだら食べ続けない習慣を意識しましょう。
虫歯は、できてから治療するだけでなく、できる前に予防することが大切です。ニコリノ歯科・大人こども矯正歯科では、お子さまから大人の方まで、一人ひとりのお口の状態や生活習慣に合わせた予防ケアをご提案しています。
大切な歯を健康に保つために、一緒に虫歯予防に取り組んでいきましょう。
院長 矢鳴 惠