会話をしているときや笑ったときに口元で目立つのは、上の歯です。
一方、下の歯は唇に隠れやすく、それほど目立ちません。
ハーフリンガルワイヤー矯正は、目立ちやすい上の歯は裏側に、下の歯は表側にワイヤーとブラケット装着する矯正治療法です。
上下ともに表側矯正で治療する場合よりも装置が目立ちにくいうえに、上下ともに舌側矯正で治療する場合よりも治療費を抑えることができます。
表側矯正と舌側矯正の両方のメリットを兼ね備えているのが、ハーフリンガルです。
上下とも歯と唇に隠れることから銀色の装置であっても気づかれにくくなります。

歯並びを整えたいと思ってはいても矯正装置が目立ってしまうのが気になって治療に踏み切れない方がいらっしゃいます。
そんな方におすすめなのが「目立たない」「ほとんど見えない」上下裏側(舌側)ワイヤー矯正です。

裏側矯正とは、上下の歯の裏側にブラケットを装着してワイヤーを通して歯を並べる矯正治療法です。
一般的な矯正治療では歯の表側にブラケットを装着するので目立ってしまいますが、裏側矯正治療では口を大きく開けないかぎり装置がほとんど見えないのがメリットです。
また、目立たない矯正装置に当院では「マウスピース矯正のシュアスマイル」もあります。取り外し可能な透明なマウスピースを装着して歯を移動させていく治療法ですが、重度の歯並びの乱れには対応できないことがあります。
その点、上下裏側(舌側)ワイヤー矯正は、ほとんどの症例に対応可能です。

⚫︎当院のハーフリンガルワイヤー矯正と裏側矯正では、ALIAS(アリアス)をというリンガルブラケットを使用しています。

 

部分矯正とは、前歯だけ・一本だけなど一部の歯列のみ治療する矯正方法のことです。
全体矯正よりもリーズナブル、短期間で治療できるなどのメリットがあります。

全体矯正とは？

全体矯正とは、奥歯を含む歯列全体を治療する方法のことです。噛み合わせを改善する治療や、抜歯を伴う大掛かりな治療で選択されます。

部分矯正は、

「気になる部分だけ治したい」
「前歯に少しすきっ歯があるので治したい」
「リーズナブルな費用で矯正したい」
「短期間だけ歯列矯正をしたい」

という方に向いている矯正治療法です。

ニコリノ歯科・大人こども矯正歯科では、部分矯正と全体矯正のメリット・デメリット、治療費、治療期間の目安を表に掲載しているのでご確認ください。

矯正歯科とは

矯正歯科とは、歯並びや噛み合わせを正すための歯科治療の一つです。歯並びの乱れは、見た目の美しさだけでなく噛み合わせや発音、口腔内の健康にも影響を与えます。特に成長期の子どもから大人まで幅広い年齢層が対象となり、各個人の症状に合わせて治療プランが作成されます。歯科医師が患者の口内状況を診断し、適切な装置を用いて歯の位置や噛み合わせを調整していきます。装置の種類には、固定式のブラケットや取り外し可能なマウスピースなどがありますが、これらの選択は治療計画に基づき、患者の状態やライフスタイルに合わせて行われます。治療期間は個人差があり数ヶ月から数年かかることもあります。矯正治療で歯の重なりや隙間が減ることで、ブラッシングやフロスがしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。また、正しい噛み合わせは、顎関節や咀嚼機能の向上にも寄与します。矯正歯科専門のクリニックに相談し、自身の口内状況に合った治療法を見つけることが大切です。

ニコリノ歯科・大人こども矯正歯科の料金表